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3日目 地下鉄MRTとタクシーでめぐる台北 と最終日 [台湾旅行]

台湾旅行、3日目には歩きまわりの疲れも出てスロースタートとなりました。
富春大飯店ホテルに朝食はついていないので、
ネットで評判のよかった「民生」へ。駅前どおりを5分ほど歩いた場所にあります。

肉めしとかつおだしのスープをいただきました。
台中 朝ごはん.jpg

おこわみたいなモチモチなお米で、お肉のタレ?にからんでおいしかったです。
かつおだしのスープもいい匂いでした。朝ごはんからおいしいもの、うれしい~。

そして、3度目の新幹線乗車
台湾 新幹線.jpg
もう馴れたものです。

台中から台北まで700元でした。
新幹線の台北駅は市街地にある台北駅と同じ駅です。
東京駅みたいな感じ。一気に都会にきたので、ちょっとドキドキしました。
今までの、台南、台中は人も少なかったですし、駅構内の移動も簡単だったので。
駅から地下街もあちこちに広がっています。

台北は、MRTという地下鉄が便利に走っているので一日乗車券を200元で購入。
この一日乗車券、デポジットが50元含まれているので、返却すると50元返金されます。
パスネットみたいに使うんですが、とっても便利でした。

荷物をひとまずロッカーに預け(ほぼ1日預けて60元でした)、
MRTで故宮博物院の最寄り駅「士林」を目指します。

台北観光に際し、地図をあんまり用意してなくて。。
この後何度となく、切ない思いをすることになったのですが、
故宮博物院への道のりも、予期せぬコースとなりました。

だって、主要観光スポットだから案内図がどこにでもあると思ったんです。甘かった。

「士林」の駅までは間違いなく快適に到着。
駅の出口をよく確認せず、たくさんの人が歩いていく方向について出て、
タクシーのターミナルもバス停もない商店街を抜け、
大きな公園の横を歩き、

道行く人に「故宮博物院へこっちですか?」と聞いたら
「ここをずーっとずーっとまっすぐよ」と教えてもらい

菊花展を公園内でやっているのをちらっと見たあたりで
このまま歩いていてもたどりつかないのではと確信。

タクシーをひろいました。
そこからタクシーで110元分、10分ほど走って博物院に到着。
歩き続けなくてよかった。

「菊の花とか見れたから、よしとしよう」と、励まして博物院に入ると
今までのどの観光地よりもすごい人出!!
普段から人の少ない場所で暮らしておりますので、この人の多さはきつい。

とりあえず、一番の見ごたえがあるというヒスイで彫られた「白菜」を目指し
3階に向かいました。
そうそう、博物院の展示を見る際、リュック・カメラは持ち込めません。
夫は素直に預けてきましたが、ゲートで西洋人のおじさんが
「このカメラはすごく高価なんだ!信用して預けるなんてできない」とごねてたりしました。

階段を上がって上がって3階に行くと、白菜とメノウで作られた豚の角煮のコーナーは
入場制限がされていました!
日本人観光客の方が「こんなに小さいのー」って言っちゃうぐらいの大きさです。
でもね、とても繊細に彫られていました。

ヒスイや、メノウを見てこれ白菜、これ豚の角煮って思いついて彫った人はすごい。
白菜は純潔、白菜にくっついているキリギリスとイナゴは多産を象徴する昆虫ということで
それぞれに意味があるそうなのですが、白菜と虫のヒスイの置物。
これ、いいな~、というよりは、へ~すごいね。と思いました。

特に豚の角煮は、毛穴の感じも油がにじみ出そうな感じもおいしそうな食品サンプルみたい。
石に見えない。というすごさはあるのですが、ステキ!というより、すごい。と思いました。

この感覚、なんとも言いがたい。

博物院の中はとっても広く、展示物もたくさんあるので、3階、2階を歩き回っているうちに
昨日からの歩きまわり疲れが腰にでました。歩いていて腰が痛いとは情けない。
体ゆがんでるのかな~と重い足を前に運び、腰のストレッチをし、歩くものの
1階の展示は見るのをやめて、夫が見ている間、ベンチで座って待ってました。

おじいちゃんやおばあちゃんがベンチ仲間。
言葉は通じないですが、お互い顔を見合わせて
「疲れたね~」と表情であいさつしました。

そうそう、故宮博物院の中にある郵便局は日曜も空いているのでここで両替ができます。
私も手持ちが少なくなっていたのでここで追加両替しました。

歩きつかれた足と腰を休めるために博物院のカフェでお茶を飲み、
辛党の夫がめずらしく疲労回復のために甘いものを欲しがったので「豆花」を食べ

今度こそバスで駅まで移動。このバスが15元です。安い~。

故宮博物院には、もっと元気なときに行ったら、もっと楽しめただろうな。
展示物の有名どころ象牙多層球を見忘れたのでまた行かなくっちゃ。
かわいらしい馬?の置物はロディの原型みたいな形でした。
あれが私の故宮での一番のお気に入りでした。
どれか持って帰っていいよと言われたらあれがいい。

そして、私が一番食べたかった「石頭火鍋」を求めてMRTの「雙連」駅へ。
こちらのブログで紹介されていたお店へ行きました。

頼んだのは一番お高い「特級海陸鍋」。高いですよ380元です。1000円ちょっと(笑)。
スープは豚骨、お肉はラム肉を選びました。

そして、幸せの時間のスタートです。
日本語もちょこっとできるお店のおばちゃんが目の前の鍋を囲い、
ごま油でお肉にさっと火を通します。お肉の色が変わったら取り出して、
そこに豚骨スープを投入。
キャベツ、ちょこっとの海鮮、きのこ、豆腐なんかの具がでてきて
スープに入れて食べるように指示されます。

せっかく特級を頼んだのに。。。というちょっぴりの量の海鮮でがっかり。
でも、このがっかりもさっきのブログでいい意味で裏切られるのは知ってましたとも!

スープがぐつぐつ沸いてきたあたりで舟盛りが登場します。

台北 石頭火鍋.jpg

海老でしょ~、はまぐりか?という大きさのあさり?でしょ、小粒の牡蠣に白身の魚の切り身。
見ただけでしあわせいっぱいです。

スープもおいしいし、自分でトッピングを選ぶタレもおいしい。
おろしニンニクや香草もタレにいれて、食べ続けること1時間。
最後は麺をいれて大満足~~~。

この鍋を食べにまた台北へ行きたいぐらいです。
台北 石頭火鍋 店.jpg

駅からすぐです。うまいです!!
4月に台北へ旅行に行く叔父にもおススメしておきました。

で、大満足でオナカが大きく、気持ちも大きくなって印鑑を作りに行きました。
普通の印鑑をお手ごろ価格で作ってもらうつもりでしたが、
開運印鑑をお願いして、お値段もそれなりに。
それでもまだ気持ちが大きいのでお支払いしたのですが、
その時点で手持ちの台湾ドルが600元。

まだお土産も買ってないし、夕ご飯と明日の空港までのバス代も必要なのに。

次の目的地、問屋街の「迪化街」へ向かうタクシーの中で夫に諭され
さーっと血の気がひきました。やってしまった。
日曜日の午後5時。
銀行は閉まってます。

自分の勢いで動いてしまう考えのなさに、落ち込みつつ問屋街を散策。
元気いっぱいのときならとても楽しかったと思います。
古い町並みだし、漢方薬屋さん、乾物屋さんと生地問屋さんが並んでて
お買い物も楽しいはず。

ただし、生地問屋さんは日曜だったのでほとんどのお店が閉まってました。

気力をふりしぼって、漢方薬屋さんとかでちょこっと買い物。

次の目的地で中華刺繍の靴とか買う!って言ってたのですが、
目的地を変更。一番の繁華街と思われる「中山路」へタクシーで向かいました。
そこにドドーンとそびえる三越デパート。
ダメもとで「両替できますか?」と受付で聞いたところ「両替所があります」と!

デパートでは日曜5時過ぎでも両替ができました。
ようやく、ほっとできたところで次の目的地へテクテク歩きます。
ネットでおススメだったお土産屋さんに行ったのですが、残念な感じで買いものできず。
しかし、開運印鑑の効果でしょうか、その店の並びにあったお土産屋さんに入ったら
感激の品揃えでした。

なので、気分はプリティウーマン。
それとあれとこれと、ドンと買いました。
これで肩の荷も軽くなって、台北駅に戻りました。

ロッカーから荷物を取り出し、ホテルを目指す。
台北の大都市ぶりをなめてました。
グーグルアイで場所を確認しただけで、ホテルまでの地図を持ってなかった。
住所だけで探す。。。

こっち?あっち?と汗だくで歩きまわり、コンビ二のお兄さんにも迷惑をかけ、
ついにうちのコンパス、夫がホテルの看板を探してくれました。
泊まったのは「SAYLOVEホテル」雑居ビルの3階で建物にびっくりしますが、
台北駅構内のZ地下街の6番出口がすぐそばにあって、とっても便利な立地でした。
部屋にバスタブはなかったですが、広くてエクストラベッドも置けるぐらい。
家族連れや、社員旅行のご一行さまも泊まっていていかがわしい感じはそんなにないです。
台北駅のそばで5000円弱なんで文句なし。

私が地図だけちゃんと用意しとけばもっとよかったんですが。

歩き回った疲れをちょっとだけ休憩して一息いれたら次の目的地へ出発。
夕ご飯に小龍包を食べに「六張犁」駅が最寄の「明月湯包」へ。
このお店、本店は9時に閉店しちゃうんですって。
最寄駅に到着したのが8時すぎ。駅からの道は放射線状になっているのですが、
駅のエスカレーターで後ろになった方に聞いて迷わずに歩いていけました。
駅から10分弱歩きます。

台北 明月湯包.jpg

石頭火鍋でかなりオナカがいっぱいだったので、ビールと小龍包と、空心菜炒めと
海老とヘチマのシュウマイをいただきました。
肉汁がたっぷりでおいしかったです。やっぱり台湾では小龍包食べなくちゃですよね。

その後、お店からさらに進んで「臨江海夜市」へ。
台北 臨江街夜市.jpg

屋台のほかに周囲のお店も開いていて、かわいいチャイナ服のお店もありました。
散財してなかったら買えたかも。子供サイズのチャイナ服もあってすごく気になったのですが
甥、姪あわせて4人いますのでちょっとお財布事情から無理。

しかも、歩き疲れで腰も重かったので10時すぎにはホテルに戻りました。
いや~、よかったです。台湾。

4日目は朝ごはんをホテルで食べて、ちょっとホテルの周囲を散策しました。
雨も降り出しので公園でぼーっとしただけでしたが。

ジェットコースターのように駆け抜けた旅行だったので、
今度はぼーっとするリラックス旅行をしたいかな。

どうしても旅行に行くと欲張りにあれもこれも見に行ったりしちゃうんですよね。

そうそう、台北から空港までは高速バスで行きました。
ホテルがバスターミナルの道はさんで向いなので楽チンでした。
1時間弱時間がかかりますが、料金は125元です。

帰りの飛行機は偏西風のおかげか、映画を1本見終わる前に関西に到着しました。
ふう~、長いことのお付き合いありがとうございました。
ああ、また行きたい。行ってると実現しますもんね。

台湾、またいきたいわん。失礼しました。



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コメント 3

berry

はじめまして。突然のコメント失礼いたします。
実は、来週末から台湾に行く予定があって、
こちらのブログにも紹介されていた☆hiro☆さんの書かれていた
石頭火鍋のお店に行きたいなぁと思っていたのですが
のびのびさんの方が新しい情報だったので
確認したくてコメントした次第です!
hiroさんが行かれたときは「養生」という名前でしたが
「石神」に変わってますね?(・ω・;)
何か情報教えていただけたら嬉しいです!!
by berry (2012-01-23 18:00) 

cobachi

berryさんへ

ぜひぜひ、石頭火鍋満喫してきてください。
お店の名前ですが、「養生」とも書かれています。
「石神」というのが看板で大きく書かれてるので
こっちがお店の名前かな~。「養生」は体にいい!というような
キャッチコピーかもしれません。
お店には1人、片言の日本語がしゃべれる方がいらっしゃいますが、
ラム肉のことを「ひつじ」ではなく、「うさぎ」と紹介してくれます。
ご注意ください。ちなみに、私たちは豚骨スープで食べましたが、
お店の一押しはカレースープだそうです。
by cobachi (2012-01-24 10:38) 

berry

早速のお返事ありがとうございました!
う、うさぎ…!笑 うさぎの鍋って想像しただけで
ちょっとアレですね(笑)
これは無難に牛肉で注文かなぁ(^^;)
住所がわかるのでその辺を歩いたらわかるでしょうか。
隣が日本料理(京都)?っぽいですよね。
てくてく歩いて探してみます!ありがとうございました!!

by berry (2012-01-25 16:01) 

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