ヨガと梅 [ヨガのこころ]
私の6月の予定は、梅。
義実家が梅農家。
結婚して、和歌山に来た年が2008年で
もう梅採りもシーズン12です。
今年は不作と言いつつも、結構採ってる。
私、梅採り作業と選別作業とどちらも
以前は「いい嫁」と思ってもらいたくてやっていました。
そして、長時間だし、暑いし、立ちっぱなしだし、
遠慮して休憩を自分からとれなかったので
毎年、熱を出して、体調不良のため、仕方なく休みをもらう。
と、いう登校拒否の子みたいなことになっていました。
げっそり。
心も体もくたびれ果てる。
梅の実が目をつぶっても見える。
子どもが小さいからと兄嫁が梅作業に参加しないことが
うらやましいを飛び越えて恨めしかったり。
自分も妊娠して、子どもができたら、梅作業しなくていいのに!と思ってみたり。
そうかと思えば、子どもができない役に立たない嫁だから、
せめて梅作業でぐらい役立つ嫁でいたいと思ってみたり。
それはもう、しんどいしんどいと
自分をかわいそうがってみたり、
夫や手伝いに来てくれた東京の父にあたってみたり。
確かに、作業は長時間。立ちっぱなし。
ですが、今は、わりと元気です。
朝から、夕方暗くなるまで収穫したり、選別したり
それでも、夕ご飯を作れるし、熱を出す気配もありません。
機嫌も悪くない。
梅を採る作業で、枝に指や腕をひっかけて
キズだらけになっても、「私、かわいそう」と思わない。
梅の選別作業をしていて「私が選別にかけられたら、何等品だろう」とか思わない。
私が梅の実をもげば、木が楽になる、と思って
「今、採ってあげるね~」という気持ちで獲れる。
選別作業も、「誰かのところで美味しく加工されなね~」と
思ってやれる。
自分が変われば、世界は変わる。
必要なのは、文句を言うことではなくて、
改善の余地があるなら、積極的に動くことと
自分にかけている呪いを解くこと。
空の下、木の陰で、鳥の声を聴きながら梅畑を歩きまわって
梅の香りが満ちた倉庫で、選別作業をしていて
何がかわいそうなものか!!
私のいる場所は、最高。私のしていることは、最良。
本物のヨガに出逢って、何もわかっていない私に
師マスター・スダカーが繰り返し根気強く教えてくれたから
今、私がこの状態でいられています。
もちろん、体の練習も続けていますが、何より心が!!軽い。
なので、もちろん腰痛知らず、肩も痛まず梅作業ができる。
そして、それは今すぐ、周囲に届かなくても、
きっと、いつか周りにも届く!かもしれない。
根気強く、いきます。
私の周りの人にも、ヨガのこんな効能が届きますように。
やせる!とか、足が細くなる!とか、そんな効能だけじゃないのよ~。
心が軽くなって、自分がいる場所がパラダイスじゃん!!
て気がつけるようになるのよ~。っていうのを届けたい。
そのためにあるイベント「ヨガ奉り」
今年は、zoomで開催するので、自宅で受けれます。
ぜひぜひ、ご参加くださいませ。
https://wakayamayoga.wixsite.com/website
こちらから、申込できますよ~。
2020-06-11 22:40
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